こぐま座の裏側

バーテンダー2人が自分の北極星を見つけるお話。

アイラ研修一日目④

アイラ島 感動の第一歩

 

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 小さな待合室で待っていると

時間になっても呑気な調子の係たち。

 

そして雑な感じで飛行機へ誘われる。

 

小さい飛行機。

紅の豚を思い出す。

 

なかなか急な階段で飛行機へ乗り込む。

 

国内で能登空港へ向かった時は

もう少し大きい飛行機だったが。

(その時、渡辺満〇奈も同乗していた

のは蛇足である。)

 

その能登への飛行も

なかなかダイレクトな振動だったので

ハラハラしながら飛行。

ドア、ロックとかしないのか。

 

1時間も立たずに

ジュラ島を越えてついに憧れの地

アイラ島

ガタンッ!!

と荒々しく着陸した。

 

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小さな小さな空港から出て

外に出ると

冷たい風と少しの雨、

あとは農場の香りが漂った。

 

夕暮れ時。

 

フェリーだと

夜8時に着く予定だったので

この美しい空を見られたことで

既に結果オーライだなと感じられた。

 

さて。

 

1人ひとつずつのスーツケースと

長い何も無い道。

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Googleマップを開くと

道は一本道ということが分かる。

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(グレネッジデールからポートエレン。

今考えると

10時間飛行×2+1時間飛行の後なので

歩いたら辛かったと思う)

 

 

「のんびり歩いていこう」

とキャプテン。

 

それもいい

と思い、ゆっくり歩き始める。

 

序章は素晴らしい出逢いから

 

 

すると

 

後ろから車が。

道の端に寄り、抜かしやすいように

さらにゆっくり歩く。

 

なかなか抜かしてくれない。

 

なんだか

こわい。

 

そう思っていると

その車がゆっくりゆっくり抜かして

私達の行く手を阻むようにして停車。

 

何だ?

と思って出てきた男性の話を聞くと

送ってくれるというのだ。

 

この瞬間に

 

異国に来たのだな。

 

とようやく実感が湧いてくる。

 

めちゃくちゃありがとうの気持ちを伝え

乗せてもらうことに。

後ろにはコリー?犬が乗っていた。

 

彼の寝床にスーツケースを

お邪魔させて頂く。

 

話によると牧羊犬(Sheep dog)だそう。

He is a genius.と言ってみた。

 

ポートエレンにあっという間で着き

「ここが港だ」

と綺麗な景色を見せてくれたり

自転車で蒸留所回るつもりと伝えると

「ここが自転車を借りるところだ…

休みらしい。歩きの旅もいいぞ」

とアドバイスしてくれたり

 

 

そのうちに

「近くの蒸溜所見せてやる!」

と言い出す。

enough と断ったが

 

ラフロイグ

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(↑翌日改めて行って気付いたが

一般車両は立ち入り禁止の場所だった)

 

ラガヴーリン

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(車の中からでこの綺麗さ)

 

アードベッグ

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(ラガヴーリンからここへ向かう途中

丘を越えた瞬間が一番好きな景色だ!

3、2、1…どうだ!

と盛り上がりながら運転をしていた)

 

因みに今回案内をしてくれた

この方

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トリップアドバイザーというアプリで

アイラ島のレストランランキング第2位

アイラホテルのオーナー様でした

 

(°д°)

 

宿に着いた時、

「この人この島の有名人だよ」

と宿主に言われた。

 

運転中も

仕事は?と聞くと

ホテルのオーナーなんだ

ということは言っていたけれど

 

素晴らしい御縁に感謝。

 

この日は疲れ果て

一応アイラホテルに顔を出して

満席だったので

コープ(現地のコンビニ)で買った食事で

眠りにつきました。